健康大百科

ジョギング

健康法  |

誰でも気軽に始められる健康法として人気なのが、ランニングやジョギングです。最近では各地でマラソン大会なども開催され、その競技人口は増えつつあります。動きやすい格好と走りやすい靴さえあれば、今からでもはじめられる手軽さが最大の人気の理由ではないでしょうか。

自分のペースで走ることができるジョギングは、もちろん運動不足の解消やダイエットに効果があります。その大きなポイントは心拍数です。心拍数を気にしてみるとトレーニングがより本格的なものに変わります。ジョギングで大切なことは何キロを何分で走ったかではありません。トータルの運動時間は消費カロリーを増やすために30分は必要ですが、その距離は重要ではなくどれくらいの心拍数で走ったかが身体にかかった負荷と言えます。有酸素運動として行う場合、少し息が上がるくらい。心拍数にして120程度を保つのが安全な範囲です。

年齢や体力でもこの値は変わってきますが、心拍数の上げ過ぎは体への負担が大き過ぎて長く走ることはできません。逆に低すぎるとエクササイズとしての効果は薄れます。タイムアップや体力アップのために、軽いランニングの合間に全力疾走などを何本か加えると効果があります。簡単に始められるからこそ無理をしがちなジョギング。少しずつでも定期的に走り込んでいくことで健康効果が現れます。マラソン大会や自分なりの目標を設定し取り組むと良いでしょう。

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