健康大百科

頻尿の改善法

病気  |

女性は出産後、尿のトラブルに悩むことが多くなります。特に頻尿がそうです。頻尿になると尿失禁の症状も出やすくなります。頻尿の原因はいろいろありますが、原因として多いのが老化による骨盤底筋の筋力低下と排尿調節機能の低下です。ところで歳をとると、このような症状は仕方のないものなのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。改善法がちゃんとあります。それは、骨盤底筋の筋力を強化することで排尿機能を調節できるようになり尿を以前のように我慢できるようになります。頻尿の人は普通の人と比べて特別尿の排泄量が多いわけではなく、用を足したいと感じる回数が多いのです。ですから、1回の尿の排泄量は普通の人よりも少ない場合が多く、たとえ普通の人のようにたくさん出たとしてもその後は普通よりも尿の排泄量は少なくなります。そこで、用を足したいと感じる回数を減らすように骨盤底筋を鍛える体操があります。この体操は座っていても寝ていても行うことが可能ですのでいつでもどこでも行う事が出来ます。先ずお腹の力を抜き、それから肛門と尿道に力を入れて約10秒間ギュッとしぼめます。次に肛門と尿道の力を抜いて10秒間力を抜きます。この肛門と尿道の開閉体操を数回繰り返してみてください。早い人は数カ月で効果が出てきます。どうか、歳だからと諦めずにこの改善法を是非実行してみて下さい。

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