健康大百科

胃腸科

診療科の内容  |

最近では、胃腸科という名前よりも消化器内科という名前を目にするほうが多いように思います。胃腸科というと胃と腸に限ったように感じられますが、基本的には消化器内科と診療内容はほとんど変わらないでしょう。大きな病院では消化器内科としているところが多く見られ、個人病院などの小さな規模の病院の場合は胃腸科としているところが多い印象を受けます。初診の際に、内科か胃腸科で迷ったときには、次のような症状の有無を参考にしましょう。胃もたれ、吐き気、嘔吐、血便などの自覚症状がある場合には、内科よりも胃腸科の受診をおすすめします。

胃潰瘍、胃がん、大腸がんのほか、小腸や直腸などの疾患も胃腸科の診療内容となります。また、病院の規模が関係してくるかもしれませんが、食道に関係した疾患の場合も胃腸科の受診となります。胃カメラや大腸カメラの検査を必要とする疾患、あるいは消化器関連の自覚症状があるならば、胃腸科や消化器科を受診するといいでしょう。はじめての受診の場合には不安に感じるかもしれませんが、病気は何よりも早期発見、早期治療がとても大事です。そのためにも、自分の症状にあった科で診察を受けることは本当に大切なことと言えます。

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